雨漏りについて

雨漏り修理とは

雨漏りを直すと言う工事に関して、一般的には二つの言葉が使われています。
一つは「雨漏り補修」、もうひとつは「雨漏り修理」。
この同じように思える二つの言葉は、実際には大きな違いが存在しています。

雨漏り補修とは

「補修」という言葉を用いる補修工事とは、簡易的な方法で雨漏りを直すを示しています。
例えば、雨漏りを直すため、雨漏りの原因となっている部分を根本的に直すのではなく、シーリング(コーキング)を用いて、表面的な防水措置を取る場合などです。
近い将来雨漏りしている建物を改築する予定があったり、根本的な改善をするには費用面での負担が大きいという場合においては補修をおすすめする場合もあります。

雨漏り修理とは

「修理」という言葉を用いる補修工事は、原因箇所の根本的な解決をすることを示しています。
そもそも雨漏りとは、雨が室内へと浸入してしまうことです。
建物の基本的な機能は、雨や風をしのぐことであり、雨漏りが起きてしまっては、建物の基本的な性能を満たしていないという事になります。
雨漏り修理とは、屋根や外壁などの雨水侵入口を「ふさぐ」だけでなく、この原因箇所の根本的な解決と同時に、侵入経路や室内を含めての改修工事とも言えることができます。